はじめに
今回は、ConoHa WINGでLaravelの環境を構築し、Webアプリを後悔するまでの手順をまとめました。
ConoHa WINGは、SSH接続しコマンドの実行もでき、Laravelが稼働する環境を作成することができます。
コスパもよくWebアプリケーションを公開する環境としてはオススメです。
環境
- ConoHa WING
- Larabel 10.15.0
- PHP 8.1.17
- composer 2.6.6
- nodebrew 1.2.0
- node 16.17.0
- npm 8.15.0
バージョン確認
PHP
$ php -v
PHP 8.1.17 (cli) (built: Mar 15 2023 06:38:58) (NTS)
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.1.17, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v8.1.17, Copyright (c), by Zend Technologies
PHPは使えるようです。
Laravel環境の構築
Composerインストール
php -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');"
php -r "if (hash_file('sha384', 'composer-setup.php') === '55ce33d7678c5a611085589f1f3ddf8b3c52d662cd01d4ba75c0ee0459970c2200a51f492d557530c71c15d8dba01eae') { echo 'Installer verified'; } else { echo 'Installer corrupt'; unlink('composer-setup.php'); } echo PHP_EOL;"
php composer-setup.php
php -r "unlink('composer-setup.php');"
binフォルダを作成し、作成されたcomposer.pharを移動します。
$ mkdir bin
$ mv composer.phar bin/composer
以下のコマンドでComposerのパスが通っているか確認
nodebrewのインストール
Node.jsを管理するための、nodebrewをインストールします。
以下のコマンドでnodebrewをインストールします。
$ wget git.io/nodebrew
$ perl nodebrew setup
.bash_profileを編集します。
$ vi ~/.bash_profile
PATH=$PATH:$HOME/.local/bin:$HOME/bin
↓以下に変更
PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH:$HOME/.local/bin:$HOME/bin
.bash_profileを再読み込みします。
$ source ~/.bash_profile
$ nodebrew -v
nodebrew 1.2.0
nodebrewのインストール完了です。
Node.jsをインストール
$ nodebrew install-binary v16.20.0
バージョンを指定してインストールしています。
インストール可能なバージョンは、以下のコマンドで確認できます。
$ nodebrew ls-remote
以下のコマンドで、有効にするバージョンを指定しましょう。
$ nodebrew use v16.20.0
$ node -v
v16.17.0
$ npm -v
8.15.0
インストール完了です。
Laravelプロジェクトをデプロイ
新規でLaravelプロジェクトを作成する場合は、
以下の記事をご覧ください。
すでに作成済みプロジェクトを設置する場合は、
以下の記事をご覧ください。
設定ファイルを変更
プロジェクト直下の.envファイルを編集します。
本番環境用の.env設定は以下の記事をご覧ください。
公開ディレクトリの設定
Laravelプロジェクト直下のpublicフォルダを、公開フォルダに配置します。
以下のシンボリックリンクを、自身の環境に合わせて実行して下さい。
ln -s $HOME/プロジェクト名/public $HOME/public_html/ドメイン名ディレクトリ/laravel
/home/XXX/public_html/ドメイン名ディレクトリ/laravel/.htaccess
上記のhtaccessを開き、以下の個所を修正します。
<IfModule mod_negotiation.c>
#Options -MultiViews -Indexes
Options -Indexes
</IfModule>
Nodeパッケージのインストールとビルド
プロジェクト直下で以下のコマンドを実行
$ npm install
Viteの場合
$ npm run build
Mixの場合
$ npm run prod
確認してみよう
URLにアクセスしてみましょう。
https://初期ドメイン/laravel/
laravelプロジェクトの画面が表示されれば完了です。
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